見えない不安を、見える安心に。

検知から治療までを支える
放射線イメージング

株式会社 ANSeeN

現在の医療に立ちはだかる「時間の壁」

がんの疑いから治療開始まで、患者は長期間の「見えない不安」に晒される

疑い

一次検診

異常所見の発見

数週間の待ち
検査

画像診断

CT/MRI

予約・解析待ち
確定

細胞診・病理

確定診断・方針決定

カンファレンス・調整
治療

入院

手術

回復待機・経過観察
完治/
観察

退院

術後の痛み

トータルで約 1ヶ月 〜 3ヶ月以上 のタイムラグ

ANSeeNのコア技術は、この「診断から退院までのプロセス」を劇的に短縮する

02 / 17

医療・バイオ創薬における課題と、私たちの「究極の目標」

現在の致命的なボトルネック

  • ✖ ブラックボックスによる長期化
  • ✖ 既存X線検査の解像度の限界
  • ✖ Fail Fast(早期失敗・改善)の欠如

「見えない」「遅い」ことが、
低侵襲治療への大きな障壁となっている。

ANSeeNが目指すビジョン

「見つける」から
「治す」までを
シームレスに繋ぐ、
次世代医療エコシステム

バイオ創薬研究
創薬とテクノロジーの融合
03 / 17

エコシステムを実現する中核技術:「確定診断技術」

「疑い」から「確定」までのプロセスを最短にする技術。

放射線の「色」を見る

病巣に集積する特異的なマーカーと組み合わせることで、単なる形状異常を捉えるだけでなく、「マーカー特有の放射線の色(エネルギースペクトル)」を観測します。

これにより、長い病理検査プロセスをショートカットし、画像診断の段階で「病原の特定」をリアルタイムに実現します。

確定診断とマーカー
04 / 17

低侵襲治療を実現する技術:「放射線治療」

「治療」から「完治」までを切らずに病巣の治療を入院不要で実現する。

現在のフェーズと課題

放射線治療技術自体は既に実証・実装されつつあるが、より安全で効果的な本格普及を果たすためには、「多様な病巣に対応する高機能マーカーの開発」が不可欠。

放射線治療
05 / 17

シームレスな医療エコシステムを構成する「4つのピース」

ANSeeNのセンサ(目)を中心に、パートナーと連携し全体を構築する

Piece 01

病巣検知

高感度X線センサ

微細な病巣を初期段階で構造的に捉え、診断待ちの時間を削る。

担当: ANSeeN
Piece 02

確定診断

バイオマーカー

細胞診に頼らず、病巣に集中する薬剤でがんを特異的に可視化。

連携: 創薬パートナー
Piece 03

治療制御

中性子センサ

極低侵襲治療(BNCT)の照射量をリアルタイムモニタリング。

担当: ANSeeN
Piece 04

治療実行

放射線治療機器

センサ情報と連動し、極低侵襲でがん細胞を破壊する。入院不要で治療完了。

連携: 創薬パートナー
連携: 治療機器メーカー

これら4つが連動することで初めて、「見つけてすぐ治す」世界が実現する

06 / 17

Piece 01: 病巣検知の基盤となる
「高精度X線FPD」

ANSeeN Core Tech

構造の可視化と微細な解像力

すべての治療は「正確に見つけること」から始まります。

ANSeeNの高精度X線FPD(フラットパネルディテクタ)は、既存のX線検査の限界を超え、精密診断や低侵襲治療において求められる0.1ミリ以下の構造可視化を実現します。

もたらす価値:

「見えない病巣」を詳らかにし、確実なアプローチルートを早期に提供する。

X線センサの原理
07 / 17

直接変換(CdTe)が実現する
圧倒的な検出精度

ANSeeN Core Tech

なぜCdTe「直接変換」なのか

従来の間接変換方式は、X線→可視光→電気信号という2段階の変換を行います。
CdTe(テルル化カドミウム)直接変換は、X線フォトンをそのまま電荷に変換し、光の拡散による解像度劣化を根本から排除します。

▶

高い量子検出効率:X線エネルギーを無駄なく電荷へ変換し、低線量でも鮮明な像を取得

▶

エネルギー分解能:放射線の「色」(スペクトル)を識別し、バイオマーカー特異的な診断を可能にする

▶

コンパクト設計:シンチレータ層が不要で薄型・軽量化を実現、設置自由度が高い

CdTe直接変換の仕組み
08 / 17

タイリング技術が実現する
「性能を維持したサイズの自由度」

ANSeeN Core Tech

モジュール化で広がる用途の柔軟性

単一の大型結晶では実現困難なサイズ・形状も、高精度なCdTeモジュールを継ぎ目なくタイリングすることで実現します。

各タイルの性能を100%維持しながら、検出エリアを自由に拡大・成形できる拡張性が、多様な医療・産業用途への展開を可能にします。

▶

カスタムサイズ対応:用途に合わせた検出面積を自在に設計し、あらゆる装置に搭載可能

▶

均一な性能:全面にわたって同一の解像度・感度を維持し、画像品質のムラをなくす

▶

スケーラブル生産:標準モジュールの組み合わせにより、量産コストを大幅に低減

タイリング技術
09 / 17

異種半導体接合技術が支える
高信頼・高歩留まりの製造基盤

ANSeeN Core Tech

低温・低圧プロセスが実現する接合品質

CdTe検出層と読み出し回路を直接接合する際、従来の高温・高圧プロセスは結晶特性を劣化させる大きな要因でした。
ANSeeNの独自の低温・低圧接合技術は、素材の性能を一切損なうことなく、異種半導体を安定して一体化します。

▶

低温プロセス:結晶特性を劣化させる熱ダメージを排除し、CdTe本来の検出性能を完全に維持

▶

低圧接合:デリケートな半導体への機械的ストレスを最小化し、クラックや変形を防止

▶

高歩留まり生産:安定した接合プロセスにより、タイリングを含む量産体制を確実に支える基盤となる

異種半導体接合技術
10 / 17

Piece 02: 標的を極める
「ガンマ線センサ×バイオマーカー」

ANSeeN Core Tech × Partner

創薬の「Fail Fast」を実現する

治療をピンポイントで行うための「バイオマーカー」。
ANSeeNの超高感度センサは、微弱なガンマ線を放つ薬剤の分布を高精度に可視化します。

これにより、薬剤が正しく病巣に届いているかを即時フィードバック可能となり、細胞診や長期観察を待たずに創薬・治療サイクルを劇的に短縮します。

もたらす価値:

エコシステムを繋ぐ、最も重要なピース。薬剤の集積を即座に可視化し、創薬におけるFail Fastサイクルを劇的に短縮する。

ガンマ線とバイオマーカーの原理
11 / 17

高いエネルギー分解能が、病巣マーカーをより鮮明に映し出す

CdTe直接変換センサのエネルギー分解能により、マーカー固有の放射線「色」を精密に分離。背景ノイズを除去し、病巣を高コントラストで可視化する。

ANSeeN Core Tech
エネルギー分解能による病巣マーカー可視化
12 / 17

p-n CdTeセンサが実現する、ガンマ線への高感度検出

p-n接合構造を採用したCdTeセンサは、ガンマ線に対して従来比で飛躍的に高い検出感度を発揮。微弱なマーカー信号を確実に捉え、診断精度を向上させる。

ANSeeN Core Tech
p-n CdTeセンサのガンマ線感度
13 / 17

Piece 03: 治療をリアルタイム制御する
「中性子センサ」

ANSeeN Core Tech
パラダイムシフト

「見る」から「制御する」へ

究極がん治療と呼ばれる「BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)」。
その成功の鍵は、治療中の照射量をいかに正確にコントロールするかにあります。

ファイバベース中性子センサは、照射量をリアルタイムでモニタリングし、治療の「安全性」と「正確な制御」を確実なものにします。

もたらす価値:

治療中の照射量をリアルタイムで監視・制御し、究極の安全性と治療効果を両立する。

中性子センサの原理
14 / 17

フルデジタル波形分析装置(中性子対応)

ANSeeN Core Tech
フルデジタル波形分析装置
15 / 17

中性子のみを取り出す高速信号処理

ANSeeN Core Tech
中性子高速信号処理
16 / 17

Piece 04: 治療を現実に執行する
「放射線治療機器」

Partner Ecosystem

精密な「目」に連動する、確実な「腕」

病巣を検知し、治療を制御しても、それを実際に執行する治療機器がなければ、患者を救うことはできません。

治療機器メーカーとのアライアンスにより、ANSeeNの高速・高精度なセンサ情報と同期し、正常組織に極力ダメージを与えずがん細胞のみを破壊する、次世代の放射線治療・BNCT照射装置の社会実装を目指します。

もたらす価値:

センサ情報と連動し、安全かつ極小の低侵襲治療を物理的に達成する。

次世代放射線治療機器
17 / 17